こっちは主導権があると思ってないから、手を出さない。友達のような、アッシーのような、間男みたいな。彼女がヒマで、遊び相手が見つからないときのピンチヒッター。
だから、電話は当日。文句は「ヒマ?」。もちろん、ヒマ。わかってて聞いて、わかっててツルむ。お互いにヒマつぶしだから、お互いに要求レベルは低い。ホテルで食事なんてしない。いつもファミレス。
コンビニでビールとおつまみ。宅飲み。エロい話もして、エロ本やAVの話や体験談までするのに、エッチはしない。
男同士の悪友みたいな感じ。武勇伝のようにエロ話をして、笑っておしまい。
好きか嫌いかと言われれば、間違いなく好きだった。ただ、それが恋かといえば違う。
しいていえば、クサレ縁。お互いにヒマなとき、お互いにおまえしかいなかった。ただ、それだけ。
でも、青春だった。金はない、ヒマはある。そしてヒマなとき、いつもアイツ。運命の出会いだとはを約束なんてしない。でも、いつもいたんだ。
だから、失ったときは喪失感はあった。泣きはしない。もともと、何もない。ただ、友情だったと思ってたものが友情じゃないのを直視するのは辛かった。
付き合えばよかったのかな?
もう遅い。青春と一緒で、過ぎ去ってしまえば、取り戻すことはできない。
ヤレばよかったのか?
不思議とそんな気にならんかった。想像もしなかった。
実は、服の上から胸を触ったことがある。何かの拍子に女友達のカップの話になって、「触っていいよ」って言われたから、揉んだら、「『揉め』って、言ってないべ!」って、チョップされた。ショックだった。
なんかダマされた感があったのもショックだったけど、揉んだら感じて、瞬間、「女」になったからビックリ!こいた。
やっちゃいけないことした気がして、例えていうと、母親のセックスを見た(見たことないけど)ような気分になった。
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